無職ヒッキーだめ男が株で樹海に行くまでの日記
真性無職ダメ男が生活資金が尽き、命果てるその日まで日常をつづる日記
2006年11月03日
略歴1
九州生まれの真性ダメ人間。
大学を中退し、実家でひきこもり生活に入る。途中、教育関係の会社に就職するもすぐに挫折、長い長いニート生活に逆戻り。
午前5時。太陽が昇る直前に就寝し、午後遅く起きる生活を何年も何年も続ける。完全な廃人。やる気もなく、バイトすら面接に行くのが怖くなって何もやらない状態に陥る。次第に親との会話はなくなり、最近数年は全く会話なし。
そんな生活を10年近く続けた今年の夏、全てが終りを告げる。
突然父親が自分の部屋に乱入し、長年たまった怒りを暴力で爆発させる。なすがまま顔面が変形するくらいぼこぼこに殴られつづけ、今までどれだけ恨んでいたか、どれだけ憎んでいたか汚い言葉で罵られる。永遠に近い時間と思われるほど殴られつづける。
少し落ち着いたところで、一階の床の間で真実が話され始める。
母親とは別居していたが、とっくの昔に離婚していたこと。父親と母親が自分のことでのっぴきならないほど喧嘩してしまい、何年も前に家を出て行ったことは知っていた。しかし正式に離婚していたことは知らなかった。ここ何年も父親とは会話はおろか、顔を合わせたこともなかったから。ようするにこの真性ダメ人間は自分だけでは飽き足らず、二人の肉親の関係まで完全に駄目にしてしまったのだ。とにかくまずはひとつ。
もうひとつは父親の自営業がうまくいってないこと。そのために家を建てる時に銀行から借りた住宅ローンが払えなくなり、家を手放すことになったことを話される。その瞬間、文字どおり目の前が真っ暗になる。永遠に続くニート生活なんてない。頭ではわかっていたが、実際本当に本当に自分のこととして、現実のものとして話されると天空から巨大隕石でも降ってきたような衝撃が脳天を突き刺す。呼吸が荒くなって、心臓がどくどく、どくどくと逆流するのがわかる。視界がぼやけ、あらゆる物体の輪郭が歪んでくる。涙は出ない。そんなものは遥か彼方に超越している。
要するに出て行け、ということだ。いや、これは命令でもなんでもない。家そのものがなくなるんだから、命令なんかしなくても家にいることはできないのだ。物理的に。とにかく色々話を聞くうちに冷静になり、この真性ひきこもりの間に散々迷惑をかけたこと、関係ない問題で離婚までさせてしまったことを謝った。真剣に頭を下げた。どんなに謝っても、過ぎ去った過去も、置き去りにしてしまった時間も取り戻すことはできないけど、心の底から頭を下げる。ここで始めて涙が出そうになる。俺の心の中にはまだ涙が流せる部分が残ってたんだ、と思ってさらに泣きたくなる。
というわけでこの秋から知らない街で、アパート一人暮らしが始まったわけだ。謝っても謝っても償うことはできないほどの事をしてしまった罪を一生をかけて償っていかなくてはならない。その前に、まずは生きぬくこと。死なないことが大目標だ。とりあえずこの先5年、生きていたい。引越しをすませ、アルバイト雑誌も買った。知り合いも誰もいないこの街で生活していかなくてはならない。戻るべき場所も家も失った。一家離散。履歴書はまっ白だから、就職なんてできるわけがない。失敗したら死ぬしかない。
去年の冬にジェイコム20億ニート男の記事を見て興味をもち、いつかやりたいと思って口座だけ開いておいたEトレでまずは株取引を開始した。ジェイコム 20億男とは言わないけど、自分のために全てを失くしてしまった父親に家を取り戻してあげられるくらいのお金を貯めたい。贖罪はそこからスタートする。文書上手いしネタかよというくらい世界観がかっちりしすぎて逆にフィクションぽい。
常に一人でいるからイレギュラーな事がほとんど起きないからか。
この人に影響されて株を始める人もたくさんいるんだろうなあ。
引きこもりの知り合いがいる。
海外留学して、語学だけでなく大学に通った方だった。
ひきこもってしまった理由が、あちらの地下鉄に乗っていた時に目の前の若い女性二人の会話が理解できてしまった事だそうだ。あの男とつきあえる?やだ。きもい。そうだよね。みたいな会話だったそうだ。彼は英語を理解してないと思われていたのだろう。その他にも留学中の人種差別的な事などいろいろあって神経を病んでしまったことがきっかけで日本に帰ってひきこもったそうだ。正直見た目も病んでいる風に変化していたし、こじらせすぎたのだろう。
このブログの方もそうだけど、男性にとって学歴、職歴は、ごくごく普通コースの生活を送るにあたってはちょこっとのほころびも許されないと考えすぎなのかな。
実際ほころんでしまったら取り戻すのは大変だし、大体の場合は軌道がかわっていくのだろうけど、どこの世界だってレベルの差で自分を蔑んだりするもんだし、ひとりっきりっていうのは寂しいだろうけどひょっとしたら、極力、傷つかない様にするしかこういう人たちって生きられないのではと思う。
ひきこもって株だのなんだので生きて行ける人はそのままでもよっぽど幸せだよ。
能力のないものは死なないためにはそれこそ引きこもる事すらできないんだもん。
- 2008/03/17(月) 02:25:09|
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